夏にホイガに会うために
いちど連絡しようと思って彼に電話をかけたら
みごとに彼の電話番号は不通になっていた。
モンゴルは、電話機の権利と電話番号の権利
両方買わないといけないから
未払いで電話が使えなくなったのだろうと
そんなことを母に言われた。
(母=遊牧民のおかーさん)
わたしはどうにかして連絡をとろうと思って
ホイガと連絡を取っていそうな友達に聞いたり
無駄だとわかっていても
何度かつながらない番号に電話をかけてみたりした。
それでも、やっぱり、電話は繋がらなくて
もうホイガに会えないかもしれない
と心細くおもっていたときに
ムンフが
「おれがともだちに聞けば連絡先がわかるかもしれない」
と言ってホイガのゆくえを調べだした。
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